【ワシントン時事】オバマ米大統領と李明博韓国大統領は13日、ホワイトハウスで会談し、米韓自由貿易協定(FTA)の早期発効を目指すことで合意した。両首脳は会談後の共同記者会見で、北朝鮮が両国への直接的な脅威になっているとして、米韓間の結束を確認したと強調した。
オバマ大統領はこれに先立つ歓迎式典で「米韓同盟がこれまでで最も強固になっている」と強調、両国関係の「新たな章」の始まりを宣言するとともに、FTAを弾みに経済協力を拡大していく方針を示した。
韓国大統領の国賓訪米は、1998年の金大中大統領以来13年ぶり。オバマ大統領が招いた国賓としては、インド、メキシコ、中国、ドイツの各国首脳に続き5人目で、両首脳の個人的な信頼関係に根差した米韓関係の深化を象徴する訪問となった。
オバマ大統領は「米韓同盟を打ち砕くことはできない」と言明。韓国を「21世紀を主導する責任を持つ地球規模のパートナー」と位置付け、米韓両国が結束して国際社会の課題に取り組んでいく方針を示した。
これに対し李大統領も「米韓同盟は安定と平和と発展の基盤」とした上で、米議会によるFTAの批准承認を「歴史的功績で米韓関係の新時代を開く」と歓迎。安全保障に加え、経済分野でも同盟関係を強化していく考えを強調した。
両首脳はこの後の会談で、安全保障や世界経済、気候変動など幅広い分野の課題を協議。北朝鮮情勢をめぐっては、同国の核問題に関する6カ国協議の再開に向けた今後の対応を話し合い、緊密な連携を再確認したもようだ
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