| 2011年の気になる天文現象をピックアップ。日本では2回の皆既月食(6/16、12/10)をみることができます。また、10月には「10月りゅう座流星群」の大出現も期待されています。惑星では、海王星が1846年に発見されてから太陽系を一周するという節目の年になります。この他にも多彩な天文現象が目白押しです。是非、双眼鏡・望遠鏡などで観測してみてください。 |
| 9月 | 29日 | 45P/本田・ムルコス・パジュサコバ彗星が東の空で7等級になる |
 | 45P/本田・ムルコス・パジュサコバ彗星が9月28日に近日点を通過します。地球への最接近は、8月15日で0.06天文単位まで近づきます。しかし、南半球ですので日本からは観測できません。日本で観測できるのは9月に入ってからで、7等級くらいの明るさで見えるでしょう。しし座のレグレスの近くにあるので見つけやすいでしょう。 |
| 30日 | 火星による7.5等星の恒星食 |
 | 火星が恒星を隠す珍しい現象「掩蔽(えんべい)」が見られます。低空での現象で、観測は難しそうですが、珍しい現象なので是非望遠鏡を向けてみてください。火星は2012年3月に地球に小接近しますが、まだ地球から遠く、見かけの大きさも小さく、明るさも1.3等級ぐらいです。 |
| 10月 | 1日 | 火星がプレセペ星団を通過 |
 | 10月1日から2日にかけて、火星はかに座の散開星団プレセペの中を通過します。双眼鏡を使用すればオレンジに輝く火星がプレセペに接近する様子を見ることができるでしょう。 |
| 9日 | 10月りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)が極大 |
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※Check!※
ヨーロッパでは1933年以来の大出現が予想されている10月りゅう座流星群。りゅう座の頭部のあたりからゆっくり流れる流星が多いのが特徴です。以前はジャコビニ・チンナー彗星の名を冠して「ジャコビニ流星群」の名称で呼ばれていましたが、2009年国際天文連合総会で「10月りゅう座流星群」となりました。今年は母天体のジャコビニ・チンナー彗星の回帰を来年にひかえ、活発な出現が予想されています。日本では放射点がきたの地平線近く下がってしまい、出現の様子を見るのが難しいかもしれません。しかしこの流星群は思わぬ出現があった例もあり、10月8日から9日夜明けまでは見逃せません。 |
| 29日 | 木星がうお座で「衝」 |
 | 木星は10月29日に「衝」となり、初冬にかけて観望の絶好機になります。このところ木星は、南赤道縞が消えたり、木星へ衝突したと思われる発光現象が観測されたり、目が離せません。小口径の望遠鏡でも楽しめますので、是非注目してみてください。 |
| 11月 | 10日 | 金星の近くに彗星とさそり座のアンタレス |
 | 8月15日に外合となった宵の明星は、夕方の西の低空に目を引き始めます。11月10日の夕空では、-0.2等級の水星や、1等級のさそり座のアンタレスなどがかたまりになっていますので、双眼鏡を使用して観測してみましょう。 |
| 18日 | しし座流星群極大 |
 | 今年は11月18日のお昼頃がピークになると予想されています。したがって11月17日・18日の二晩にわたって注目してみると良いでしょう。放射点の近くに下弦の月があり、あまり好条件ではありませんが、明るく痕を残すものもあるので観測してみましょう。 |
| 12月 | 10日 | 全国で皆既月食が楽しめる |
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※Check!※
12月10日の夜更けから、よく11日の未明にかけ、すばらしい好条件で皆既月食が全国で観測できます。日本ではほぼ南中時に皆既となり、全国で全経過が見られるでしょう。月はおうし座にあり、皆既月食となって満月の明るさが失われると、それまで見えにくかった冬の星座の輝きが戻ってくるのもみどころの一つとなります。 |
| 15日 | ふたご座流星群極大 |
 | 12月15日午前2時頃がピークになると予想されています。放射点がほとんど頭の真上に来る頃に極大となるのですが、あいにくしし座のあたりに満月過ぎの明るい月があり、好条件とは言えません。しかし、明るい流星も多いので、月明かりを気にせずに注目してみましょう。 |
| 24日 | C/2009P1ガラッド彗星が近日点を通過。6等台の明るさに |
 | 2009年に発見された17等の新彗星は、その後も明るくなり、年末ごろには7等級となって双眼鏡でも見えるようになります。 12月24日に近日点を通過した後も少しずつ明るさを増し、2012年の2月には6.5等級くらいの明るさになり、北の空で楽しむことができるでしょう。 |
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